今日は、ルポ編の第22弾です。
50代女性のライフスタイルを、人物に添って探り、
50代女性の生き方の典型をあぶりだしたいと思います。
では、始めましょう。
■ □ ■
首都圏に一家を構えるSさん。
長男である夫が、
故郷の家と土地と畑を相続したのは10年以上前です。
以来、空き家のまま。
いずれ帰るわけではありません。
売ろうにも買い手がいない状況なのです。
市街地から離れたところですし、
農業を営む人も周辺にはいません。
「もう、負の遺産よ」
固定資産税はかかるし、
荒らしてはおけないからと、庭木を刈るにしてもお金がいるし、
台風がくると、屋根の修理はしなくちゃいけないし、
ということのようです。
「納屋を解体したときには、350万円かかったのよ。
通帳眺めて、がっくりした」
「近くなら、家庭菜園ができるかもしれないけれど
なにせ遠いもの、
交通費がかかりすぎ」
子供たちは都会育ちですので、
その家を継ぐ気はありません。
「私の代でなんとか処理したいとは思うけど、
今のところ、手立てがないのよね」
【今日のポイント】
相続した不動産に悩む。
【忘れてはいけないこと】
帰郷して農業を始めることを選択した人もいます。
トップページに戻る