食べものを考えるシリーズをスタートさせることにしました。
食べることは生きることです。
将来、安心して食料を手に入れられるでしょうか。
真剣に考えなくてはいけない問題です。
まず知ることから、すべては始まります。
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今回は、「地産地消」の2回目、JAの直売所についてです。
「食生活ジャーナリストの会」が開いたシンポジウム「地産地消を検証する」、
パネリストの「JAはだの」代表理事・組合長の松下雅雄氏の
講演からピックアップします。
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神奈川県秦野(はだの)市は丹沢山地の麓に広がる地域で
そこの農業協同組合が、JAはだの。
地産地消を推進するために、
2002年、ファーマーズマーケットとして「じばさんず」をオープン。
地元の農家が栽培した野菜を、
消費者に直接販売する大型農産物直売所です。
*じいさんばあさんではなく、地場の産物の複数形を意味する名前。
550戸の農家が参加、消費者の支持を得て、
2008年の売上は9億円に達しています。
種まき、施肥、農薬散布、値付けなど一切、農家の自由ですが、
食材、食品の安心・安全は当然のこととして、
要求しています。
栽培日誌の記入は義務で、抜き打ち検査も実施。
漁協との連携も行い、
じばさんずに、週1回出店してもらっています。
都市型農業への理解を得るために、
市民に農地を「さわやか農園」として提供も。
ただ、安心・安全の裏付けにコストがかかります。
例えば、キャベツなどの検査は1件2万円。
今後は、
丹沢の緑を守るというような環境への貢献をするポイント制も
導入したいと検討中。
*…*
特徴のある取り組みをしている農協は?と
農協の全国組織におたずねして
紹介されたのが、この「JAはだの」です。
市をまきこんで「農民塾」を開き、農業者養成にもつとめているという
積極的事業展開を行っています。
松下さんのお話で印象的だったのは、
「消費者から直接感想が聞けるから、農家も張り切る」
「そして地域が活性化してゆく」という発言です。
そうでしょうね。
【今日のポイント】
JAが開く農産物の直売所が核となっている。
【忘れてはいけないこと】
遠方のJAとの連携も行われています。
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