今日は、データ編です。
公的な機関が出している調査報告は、
時系列で、手間ひまかかっているモノが多く、利用しないともったいない。
しかも、この数値が、様々な施策の基礎資料になるのですから、
押さえておくべきなのです。
少しまとめてデータを紹介します。
*――――――――――*
前回に続き、
「国民健康・栄養調査」から。
(厚生労働省が毎年実施)
平成19年11月実施の調査結果概況が、昨年末の20年12月に発表されました。
調査対象は全国3586世帯。
■メタボ該当者 全体数
・40~74歳でメタボリックシンドロームの該当者------約1,070万人
・予備軍--約940万人
・合計---------------約2,010万人
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪症候群のこと。
*今回の解析結果に、40~74歳の人口を乗じて推計
この2,010万人は、40~74歳の人口全体の約35%にあたります。
つまり、
中高年の3人に1人は、いわばメタボ人です。
メタボ、メタボ予備軍の判定は、
1、腹囲が、男性85cm、女性90cm以上で
2、血中脂質、血圧、血糖の項目のうち、1つ以上該当するかどうか
・2つ以上該当→ メタボ
・1つ該当→ メタボ予備軍
3人に1人とは、多いですね。
■メタボリックシンドロームが強く疑われる人 年代別
◎男性
・30~39歳---8.5%
・40~49歳---16.7
・50~59歳---25.0
・60~69歳---36.4
・70歳以上---36.9
◎女性
・30~39歳---0.5%
・40~49歳---3.5
・50~59歳---6.7
・60~69歳---16.3
・70歳以上---18.7
■メタボリックシンドローム予備軍と考えられる人 年代別
◎男性
・30~39歳---24.0%
・40~49歳---24.8
・50~59歳---25.8
・60~69歳---25.2
・70歳以上---19.8
◎女性
・30~39歳---1.6%
・40~49歳---4.7
・50~59歳---7.4
・60~69歳---10.4
・70歳以上---11.4
男女差が目立ちます。
明らかに、男性が多いのです。
50代では、
男性は半数がメタボ人、女性はわずかに14%。
ということは、言い換えると、
おばさまのほうが健康体なのです。
太るということを
女性は気にして暮らしていますからね。
■肥満者
20歳以上の肥満者は
男性---30.4%
女性---20.2
10年前 1997年(平成9年)は
男性---23.3%
女性---20.9
20年前 1987年(昭和62年)は
男性---20.4%
女性---21.2
肥満とは
肥満度(BMI) 25以上 のこと。
*肥満度(BMI) Body Mass Index の計算は、
体重(kg)/身長(m)の2乗
計算すると、155cmで60kgの場合、BMIが25です。
この身長なら、これ以上体重が増えれば、肥満者となります。
ついでに、もう1例。
167cm 70kgで、BMIが25。
ドキッとしませんか。
この20年、女性は肥満者数が変わらないのに
男性は増えています。
なぜでしょう。
考えるべき問題です。
肥満とは要するに、
消費カロリーより摂取カロリーが多いのですが、
その背景は何でしょうね。
【今日のポイント】
40~74歳の3人に1人は、メタボ該当者または予備軍。
【忘れてはいけないこと】
メタボ該当者または予備軍が、すぐ生活習慣病に罹患するわけではありません。
危険性があるということです。
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