今の50代が小さかったころは、まだ貧しさが残っていました。
家電製品の普及は始まったばかり。
ステレオはまだ普及しておらず、ましてピアノがある家は少なかったのです。
ですから、ピアノに憧れがありました。
その憧れを持ち続けているのが、50代。
この世代の人が結婚し、子供をもったとき、
こぞってわが子にピアノを習わせたのは、自分の果たせぬ夢を託したのです。
そして、子供たちが成長し、家にピアノが残りました。
今は余裕がありますから、子供の頃の憧れがよみがえります。
そうして、ピアノ演奏に、今こそ取り組むのです。
教室に通ったり、個人レッスンを受けたり、とにかく熱心です。
バイオリンを始める人もいます。
楽器が弾けたらいいな、という夢を今実現させるのですから、
お金も時間も投入します。
【今日のポイント】
子供の頃の憧れだったことを、今、実現しようとするのが、50代です。
【忘れてはいけないこと】
家電製品の三種の神器として、洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビが挙げられたのは、1950年代後半。
神器といわれるように、一般にはまだまだ高嶺の花で、普及してはいなかったのです。
1956年当事、狭義の団塊世代は、7歳から9歳。小学生でした。
耐久消費財の本格的普及は、その後です。
●団塊世代とは
・狭義では、1947年から1949年に生まれた世代のこと。
今、56歳~58歳。その数800万人。
・広義には、1946年から1950年に生まれた世代をさします。
人口統計上、5年刻みで言う場合。今、55歳~59歳