春は桜、秋は紅葉。
自然を愛でることは、四季折々いつでもできますが、 とりわけ、秋は良い時期です。 テレビでも、紅葉情報が出ますし、 雑誌や新聞には、ツアー案内が満載です。
紅葉前線がどこまで来たの、 今年は色づきが遅いだの、 普段の会話にも登場するほど。
余裕の出てきたミセスは 友人たちと、1泊か2泊の紅葉狩りに出かけます。
誰でも、自分をわかってもらいたいと、思っています。 聞いてくれる人がいれば、自分のことを話したい。
特に、自分を表現する手段をあまりもたない中高年主婦は その気持ちが強いでしょう。
身の上話というのではありません。
日常のなかで経験したあれこれ、 それについてちょっと感じたこと、 昨日、自分がしたこと、 家族のこと、 大げさな喜怒哀楽ではなく、ささやかな感情の揺れも。
「女子会」なる言葉は、 昨年2010年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに入りました。
働いている女性が集まって、 飲食しながらおしゃべりを楽しむ会のことです。 それまでも女子同士でだべることはあったのですが、 外食、旅行業界が、女子会用のメニューやプランを設定したりして、 注目を集めました。 おおかたは、アラフォーまでの女性を対象としているようです。
50代になった女性たちも、 同窓生や趣味の仲間、ご近所さん、職場の同僚たちと 集まりは持っていたのです。 出会いの場というよりは、旧交をあたためる場でした。
震災以降、 せっかくご縁があるならば、そのご縁を大切にしたい という気持ちが強くなったようです。
大震災で、遊びに出かける気が失せていた女性たちですが、 このところ、落ち着いてきました。
毎年、海外へ出かけていたミドルエイジは いつものように計画をしています。
体力と金力のあるうちに、遠方へ もっと年をとったら、国内各地へ行こう、 という心づもりです。
このところ、ガーデニングは花ではなく野菜が人気です。
育てる楽しみ、プラス、 「自分で栽培した安全な野菜を食べたい」が加わっています。
もともと中高年女性は園芸好きなのですが、 野菜栽培は実利も十分ありますから、 いっそう気合いが入ります。
庭がなくても、ベランダで育てられる品種がさまざまありますし、 それ用の簡単栽培セットも販売されています。
ニールセン調査によれば、 国内のツイッター利用者が、1000万人を超えました。 急激に増えています。
140文字以内という制限があるのですが、 けっこう言えるものです、この分量で。
政治家やタレント、評論家など 有名人のつぶやきを見るだけの人もたくさんいます。
利用者の年齢層はアメリカより上のようですが、 今はまだ、シニアの利用者はさすがに少ないのです。
なかには、ブログをやっているから ツイッターもやってみるわ、 というシニア女性もいますけれど。
デジタルカメラがどんどん進化しています。 軽くて性能が良くなって、しかも価格が下がるのです。 一眼レフを持ち歩いて、 花や風景にテーマを絞って撮る女性も珍しくありません。
なにしろ手軽ですから、 良い写真をと、じゃんじゃん撮影する。 家族イベントもたくさんあります。 思い出を残すためにとりまくる。
それはいいのですが、 膨大にたまった写真の整理が追いつきません。
友人と一緒にいる時間も大切だけれど 一人でいる時間も大切 と、思っている中年女性はけっこういるものです。
家の中で、一人じっとしているというのではありませんよ。 出かけてゆくのです。
美術館や小さなギャラリー、博物館 映画館や劇場、 デパート、ショッピングモール、
こんな施設では、おばさまが一人でいてもおかしくありません。
ちょっと違和感があるのは、 フレンチレストランや懐石料理のお店でしょう。
円高もあり、海外旅行への意欲が高まっているようです。 それでなくても、中高年は旅好きな人が多いのですから この秋以降も、渡航者は増えそうです。
羽田空港や地方空港の国際化も影響するでしょう。
ところで、 ツアーに出かけるミドルエイジの人々は、回数を重ねると、 次第に、旅で求めることが変化していきます。
旅の要領もわかってきますしね。 名所をできるだけ多く見て回る というより、じっくりその土地の良さを味わいたい と思うようになります。
野菜を自分の手で栽培することが流行っています。
かなり前から、 ガーデニングを趣味とする中高年は多かったのですが、 近頃では、けっこう広い畑を借りて いろいろな野菜をつくる人が増えました。
農地を提供する方式もタイプが様々にあります。 市民農園のような、地方自治体が開設するだけでなく 農家が直接、区画割りをして貸し出す形式も増加中。
30平方ぐらい、 熱心にとりくまないと、 すぐに草ボウボウになってしまうほどの広さが人気です。 農家が手入れや施肥の仕方等、指導してくれます。
「趣味は写真」と答える中高年女性が増えています。
かつては典型的な、“男性の趣味”でしたね。 重いニコンやライカのカメラを抱え、 買い足した高価なレンズを持って、 山や湖へ出かけるようなタイプの方々。
この頃は デジタルカメラの進化のおかげで 全体に軽くなり、女性でも楽に持ち運べます。 操作も簡単、 しかも、すぐ撮れ具合が確認できるのです。
生涯学習の場として、 大学の公開講座が花盛りです。
ジャンル、期間、受講料は多種多様。 語学、ビジネス、資格取得、教養、音楽、美術、スポーツ、 海外研修も用意されています。
1日限りから、5回程度の短期、1年間。 1回あたり1000円程度~4000円ぐらい。
eラーニング、eゼミナールの形態もあります。
歴史のある早稲田大学の場合は エクステンションセンターが統括、 年間約1500講座を実施、 会員制で、その数3万人です。
旅行シーズンの秋。
この頃では、 さまざまな種類のクルーズが企画されています。
京浜工業地帯の夜景を船上から眺める 「工場夜景クルーズ」のような短時間型から 1泊の横浜や神戸クルーズ、 1週間程度のショート型、 豪華船での世界ツアーまで多彩です。
屋形船での周遊もクルーズですね。
なかでも、ミドルエイジに人気が高いのは 飛行機で海外に飛んで、 そこからクルージングするツアーです。
中高年女性の趣味といえば、ガーデニングです。
財団法人 社会経済生産性本部余暇創研の『レジャー白書』には、 「シニア化種目」という余暇活動が示されています。 50歳以上のシニア世代が参加者の50%以上を占める活動のことですが、 園芸はそのシニア化種目のひとつです。
昔は園芸、今はガーデニングと呼ばれていますね。
庭がなくても、ベランダに置いたプランターで 花やハーブ、野菜を育てている女性は大勢います。
近頃では、園芸の枠をこえて、 農業へと移行したい人が増えています。
昔も今も「女性は花が好き」。 ガーデニングという言葉が定着する前から、 花を育てることやフラワーデザインは、女性に人気がありました。
近頃は、花の写真を撮ることに情熱を傾ける女性が増えています。 満開の桜に、デジタル一眼レフカメラを構えるのは、 おじさまばかりではないですよ。
撮影した写真を、サイトで公開する人もいます。
趣味として楽しんでいるうちに、次第に没頭するようになり、 その間には腕前が上がり、 「だれかに見てもらいたい」「形にのこしたい」願望がでてくるのです。
実質GDP成長率が大幅マイナス、日本経済は急速に悪化している と発表がありました。 家計を預かる主婦は、節約モードに入っています。
ただし50代も半ばを過ぎた女性は、こう言います。
「必要経費はわかっているもの、これまで贅沢してるわけでもないし」 「今も十分節約してるから、これ以上しようとは思わない」。
これからも強いて節約はしないということです。
そして、 「特に旅行の費用は減らさないわよ」 もうそれは異口同音ですね。
新聞の購読者が相変わらず減っていますね。 (社)日本ABC協会では、新聞の部数を公表しています。
*ABCとは、 Audit(公査)Bureau(機構)of Circulations(部数)の略称。 新聞雑誌部数公査機構。
2008年上期では 新聞社56社77紙で、朝刊約4550万部、夕刊は1620万部。
朝刊は7年連続、夕刊は9年連続マイナスです。
普及率は全国平均で朝刊86%、 前年同期比で1.49ポイント減。
たいていの中高年女性は、旅行が好きです。
実際に、年何回、出かけられるかはそのときの事情によるのですが、 意欲はこの節約ムードいっぱいの時でも衰えていません。
彼女たちはどこへ行くのでしょうか。
「温泉いいわね」 でも、 「東京もいいっ!」
地方から、東京めがけてやってくるミセスもけっこういます。
とかくオバサンは群れてつるんで…
よく言われるのですが、 そうではない場合もあります。
好きなことをするとき
例えば 映画館に行く コンサートに出かける 美術展をめがけて外出 お芝居を観に行く 花を見に郊外へ
趣味を同じくする友人と一緒に行くと それはそれで楽しいのです
「60歳になってよかったのは 映画代が1000円になったこと」
こういう女性、少なくないのです。
前売券でも1300円、 レディースデーは1000円だけど、その日は都合がつかない、 ふっと気が向いたときは、1800円の当日券を買うしかない。 それが、いつでも1000円というのは、 確かに嬉しいことでしょう。
高齢者は若者に比べて テレビを見る時間が長いと言われます。
*高齢者は65歳以上をさします。
仕事をしていない人が大部分ですから、 自由時間が多い、そのためでしょう。
50代女性はどうかと言えば、 そこまで多くはありません。
仕事をしている割合が高く、そもそも時間がない。 専業主婦でも、趣味や地域のイベント手伝いや孫の世話で 思われているほど暇ではありません。
旅行の楽しみの一つは、 その土地ならではのおいしいものを食べることです。
宿泊場所での夕食を期待して出かけるわけですね。
中年女性の場合、 超有名な料理自慢の所を、自分で予約することもありますが、 たいていは完全パックツアーや個人型パックツアーで行き、 初めての旅館やホテルに泊まることになります。
旅なれているミドルエイジの女性は 夕食のパターンをおおかた想像できます。
英語を勉強したい と思っているミドルエイジミセス、けっこういます。
若い人と違って キャリアアップを目指して資格をとろうとか、 そういうのではありません。
海外旅行へ度々出かけると 簡単な挨拶や、機内で食事を選ぶときの会話ぐらいは なんとかなります。
しかし、現地のお店で品物について詳しく尋ねるとか、 地元の人にその土地の風俗や歴史を聞くとか、 つっこんだ話はできないのです。
もう少し会話を楽しめるようになりたい。 これが大きな動機。
このごろの若者は海外旅行へ行かなくなったと言われています。
(社)日本旅行業協会の資料によれば、 2007年の海外旅行者は1729万人、 5年前の2002年は1652万人で、増加しています。
でも、2002年に比べて2007年は 20代の落ち込みが目立ちます。 彼ら彼女らは、ほかにお金を使うのでしょう。
でも、60歳以上は増えています。
統計的には表されていませんが、 50代後半の女性たちの旅行熱も高いですね。
ガーデニングを趣味とする中高年は多いのですが、 このごろは野菜を栽培する人が増えています。
自分で育てれば安心 新鮮でおいしい 節約にもなる
一石三鳥です。
お花見に必ず行く人は多いでしょう。 特に50代女性は、お花見大好きです。
花は桜、ではありませんが、 気持ちいい時間を過ごします。
夜桜を見て宴会なんていうのは、男性勤め人の範疇です。 おばさまの場合、友人同士で、昼間、近場の桜を見に行きますね。
趣味を10年以上続けてきたミセス、 50代にもなれば、相当数います。
例えば、 生け花、フラワーアレンジメント、 人形創作、パッチワーク、 トールペイント、絵付け 書道、墨絵 etc
身体を動かすほうなら ヨガやダンス、太極拳 etc
そうしているうちに、 身につけたスキルを何かに役立てたいと思うようになります。
ちょうど自宅のリフォームをする時期だ 子供は独立して出て行った
では、改造してサロンを作りましょう、と決心するのです。
クルーズの人気が徐々に高まっています。
国土交通省の調査によれば、 2006年のクルーズ人口は177,000人、 前年比13%増。
国内の場合、1泊の人も多く、平均泊数は2.7泊。 外航クルーズでは、平均泊数は10日。 豪華世界一周は約5%です。
クルーズといえば、夫婦が一般的ですが、 母と娘の組み合わせもありますよ。
ミドルエイジの女性は、旅行好きです。
目的は史跡観光、季節の花の観賞、休養といろいろありますが、 要するに、非日常を味わうためですね。
こうした旅行では、行き先がポイントであることは当然です。 でも、なるべく回数多く行きたいので、 費用も大事な選定要素です。
単に値段が安いパックツアーを探すのではありません。
例えばこうです。
子育てが一段落するころになると、同窓会のお誘いが増えてきます。 忙しくしていたときには、参加する気持ちもなかったのに、 ちょっと行ってみようか、と思ったりします。
学校全体の同窓会組織が活発に動いていることもあれば、 同学年だけ、クラスだけの場合もあるでしょう。
手工芸を趣味としている女性は、けっこういます。 長く続けていれば腕前が上がり、作品もたまってきます。
ちょっと他人にも出来栄えを見てもらいたい、 あわよくば売ってみたいと思うようになります。
例えば、ビーズや彫金のアクセサリー、人形、 チャイナペインティング作品、草木染めのスカーフなどですね。
数独というパズルをご存知ですか。 海外でも人気で、世界選手権が開催されています。
実は、「数独(SUDOKU)」はニコリの登録商標。 日本では一般に、ナンバープレイスと言われますが、 数独 すうどくのほうが、通りますよね。
つまりは、マスの中に数字を埋めていくパズルです。 初級から上級まで難易度が多様で、ファンは幅広いのが特徴です。
ミドルエイジの女性の間でも、熱心な愛好者がいます。
「あなたのメールアドレスを教えて」と言えば、 携帯電話のアドレスを答える女性が、50代にはけっこう多いものです。
パソコンが家にあっても、立ち上げるのが面倒、 携帯電話なら、どこでも手軽にできまから。
若者に限らず、今や携帯電話は、 通話よりメール送受信機能のほうがよく使われています。
中高年の男性たちは、余裕ができたら、妻と一緒に海外旅行をしよう、 と願っています。 「お母さん」「ママ」と出かけようという心づもり。
その場合、「妻を連れて行く」という意識があります。 どっこい、妻たちは「一緒に行く」 または、「夫に付き合って行く」のです。
ペットロスという言葉が、お馴染みになって来ました。 ペットを失ったことにより、喪失感や悲嘆に苦しむこと。
特に犬の場合が多いのですが、 家族同様のペットを病気や事故で亡くしたとき、 ミドルエイジの女性にはショックが大きく、ひきずります。
オペラ公演の会場に行ってみると、 大半は年配の方々、それも女性が目立ちます。
クラシックファンのなかでも、オペラはどうもと敬遠する方がいるのは確かです。
オペラは、まずもってチケット代が高い、 時間が長い、 原語で歌われるから、筋がよくわからない、 そもそも、なぜ突然、ヒロインがアリアを歌うのか。
こんな理由でしょうね。
一方で、熱心な愛好家もいます。
普通ゴルフは4人1組でプレーしますが、 2人でラウンドすることをツーサムといいます。
近頃は、このツーサムを希望するミドルエイジ夫婦が増えているようです。
旅行にはいいシーズンですね。 ミドルエイジの女性たちは、各地へ出かけて行きます。 そのときの同行者は?
・夫→ 夫婦二人、 ・友達→ 中年女性グループ、 ・娘→ 母娘=中年女性と若年女性 ・娘一家、息子一家と夫→ 三世代、 たまには、両親も含めて四世代の例もあり ・姉妹→ 中年女性2、3人連れ ・姉または妹の夫婦→ 中年男女 ・両親→ 中年高年男女 父だけ、母だけの場合もあり ・両親と夫→ 中年高年男女
・同行者なし→ 中年女性一人 この場合、夫が死去、または離婚で独身、 夫はいるが、この旅は一人 の両方のケースがあります。
東京の六本木「ミッドタウン」に、新しい美術館がオープンしました。 国立新美術館とサントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHTです。 21_21 DESIGN SIGHT は、 「デザインのためのリサーチセンターであり、デザインについて考える場所であり、ものづくりの現場」 ということですが、美術館でもあります。
設計はそれぞれ有名な建築家で、 ・国立新美術館 黒川紀章さん ・サントリー美術館 隈(くま)研吾さん ・ 21_21 DESIGN SIGHT 安藤忠雄さん
こうした新名所をいち早く訪れるのが、50代女性たち。
50代女性が若い頃、つまり、1960年代、 ミュージカルといえば映画の一ジャンルでした。 大ヒットしたのは、「ウエストサイド物語」「マイフェアレディ」 「シェルブールの雨傘」「サウンド・オブ・ミュージック」。
ああそれ、とすぐに思い当たる方は、それ相応の年齢でしょう。
舞台としては、宝塚歌劇がありました。 70年代に入り、「ベルサイユのバラ」でファン層が拡大。
また、同じく70年代、「劇団四季」が舞台で、 様々なミュージカルを上演して人気を集めました。
その後、四季は専用劇場をもち、「CATS」のロングラン公演を開始、 生の舞台としてのミュージカルが定着したのです。
「2007 日本フラワー&ガーデンショウ」が、 3月23日~25日、 幕張メッセで開かれました。 テーマが、「育て、咲かせ、香りも楽しむLOHASな生活」。 *主催は(社)日本家庭園芸普及協会。
LOHASという言葉が一般化して定着したのですね。
LOHAS(ロハス)とは、Lifestyles of Health and Sustainability。 健康と持続可能な社会のあり方を追求するライフスタイルを指す言葉です。 ですから“ロハスな生活”とは、ごく手短に言えば、 生物が共生できるように自然を大切にし、健康で心豊かに暮らすこと。
もともと日本人は、人間が大自然に抱かれる、自然と一体化する といった自然観を持っていますから、ロハス的です。
50代はガーデニングを趣味とする人が多いのですが、 この自然観に導かれて年を重ねてきたとも、言えましょう。
1960年代後半から70年代に流行した音楽ジャンルに、フォークソングがあります。 アメリカにも日本にも、 ソロシンガーもグループもいました。 (日本では、フォークと呼ばれることも多い)
*どこまでを範囲とするか、いろいろ意見はありますが、 PPM(ピーター・ポール&マリー)、ボブ・ディラン 等 西岡たかし、吉田拓郎、さだまさし、森山良子 等
団塊世代の音楽というと、ビートルズと言われますが、 実は、このフォークソングのほうが、広く受け入れられたのではないでしょうか。 歌詞はメッセージ性の強いものから、私生活ソングまで、幅広い内容でしたが、 メロディーがシンプルで歌いやすい曲ばかりでしたから。
デジカメが普及してきました。 ミドルエイジの女性たちもけっこう持っています。
使い始めるきっかけは旅行ということが多いようです。 カメラ本体が薄くて軽く、フィルムを余分に持って行く必要もないのですから、 少しでも荷物をコンパクトにまとめたいとき、うってつけです。
問題は、その後です。
文芸や芸術系、手芸やクラフトなど、一つの趣味を続けている50代女性は多いものです。
ある程度、期間がたちますと、自分の足跡を確かめたい気持ちが生まれます。
コンクールに応募する、作品展を開くなどします。 さらに、形に遺したくなります。
俳句なら句集、短歌なら歌集、エッセイならエッセイ集、地道に続けてきた研究の論文集。 絵画や書道なら作品を撮影した作品集ですね。 絵本の場合もあります。
「映画鑑賞が趣味」という中年女性は多いものです。 若い頃、熱中していたけれど、子育て中は遠ざかってしまった、 近頃、その熱が復活した、 そういう事情のミセスもかなり見られます。
時間的にゆとりがありますから、 「一番好ましいのは、映画館でその世界に浸ること」。
そういうときも、同じ観るならお得に、の意識が働いて、 レディースデイや映画の日の割引サービス、夫婦50割引は当然活用します。
デジタルデバイド(digital divide)とは情報格差と訳されています。 パソコンやインターネットなどの情報技術を 使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差のこと。
数年前はよく聞いた言葉ですね。
今日ここで取り上げるのは、中高年の間での個人格差についてです。
趣味人の定義はいろいろです。 趣味とは、「専門としてではなく楽しみとして愛好する事柄」。 「物事を感じ取る能力」。
それに「人」が加わると、 ○趣味にお金をかける人、 ○趣味を優先する人 ○センスの良い人 といったところになります。
こうしてみると、50代女性は、立派な「趣味人」です。 好きなことにお金と時間をつぎ込めるのですから。
若い世代ほどではありませんが、 50代の家庭でも、クリスマスの雰囲気は楽しみます。
クリスマスリースを作って飾ったり、 庭や玄関先にイルミネーションを施したり、 ポンセチアの鉢植えを買ったり。
忘年会の季節がやって来ました。 会社員の方々は、職場で1回、友人と1回するのが普通のようですね。
勤務していない50代女性も、忘年会をします。 集まる人たちはいろいろです。
・親戚一同 ・学生時代からの友人たち ・元の職場の同僚たち ・昔PTAなど子供の縁でできた友人たち ・今、習い事をしている会の仲間 ・ボランティアやNPOでの仲間 ・町内会の役員たち
リゾート会員権とは、リゾートホテルやリゾートマンションの利用権のことです。
ゴルフ会員権のような預託制や、施設を不動産として共有する共有制、 1年の一定の期間を利用する利用権制があります。
このリゾート会員権、新シニアが注目しています。 時間的にも金銭的にもゆとりが出てきたとき、 別荘や通常のホテルにない特徴を知ったのでしょう。
秋は旅行のシーズンですね。 紅葉と温泉、旬の味 なんて、心ひかれますよね。
さあ、旅行に行こうと、女性が決めたとき、 まず気にするのが 「何を着て行けばいいかしら」ということです。
日帰りツアーでも、けっこう頭をつかいますが、 泊りがけ旅行となると、悩んでしまう女性もいます。
50代女性は、だれでも趣味人になっている、または趣味人になろうとしているといえるでしょう。 なにしろ、時間とお金があるのですから。
今でも、程度の差はありますけれど、なんらかの趣味をもって暮らしています。
その趣味は幅広いのです。 歴史や文学などの教養、俳句や短歌、合唱やマンドリンなど音楽演奏、 絵画や書道に写真の実作、茶道や華道に香道、 刺繍やパッチワーク、人形制作、ビーズ手芸などの手工芸 陶芸 等々。
スポーツもダンスもあります。
習い始めて何年もたつと、今度は教える側にたちたいと思います。
夫のリタイアが近づいてくる年齢になると、 これからの長い時間、夫婦でどう過ごしていけばいいのかと、 女性は考え始めます。 そして、夫婦2人一緒に楽しめるスポーツを、 今から始めようとする人たちが現れます。
シニアのスポーツといえば、まずウオーキングが挙げられます。
健康のために、有酸素運動が大切、それには歩くことが手っ取り早いし、長続きする。 というわけで、50代初めの、シニアにはまだ至っていない女性もウオーキングをしています。 イヌの散歩と兼ねている場合もよくあります。
ウオーキングから、ハイキング、登山へと移行するケースも多く、 都市近郊の山、夏の尾瀬や北アルプスなど、ほとんど中高年の独壇場です。
女性は、男性に比べると、一般にお出かけ好きです。 音楽を楽しむのにも、CDやDVDを買って聴くというよりも、コンサートに行くほうを好みます。
子育て中は我慢していたコンサート行きを、中年になってから再開します。
日本人アーティストの演奏を聴きに行く場合、青春時代に好きだった歌手であることが多いものです。
映画を映画館で観るという行為は、中年女性にとって、欠かせないレジャーの一つです。
昨年公開の「ALWAYS 三丁目の夕日」や「北の零年」の上映館は、中年客でいっぱいでした。
映画を見に行くとき、一人で行く女性ももちろんいますが、 友人と行くケースも多いのです。
こういう場合でも、利用できるサ-ビスは逃しません。
普通の中年のおばさんは、あまり雑誌というものを買いません。 で、世の中には、普通のおばさんが多いのです。 ここでいう中年のおばさんとは、50代の女性です。
彼女たちは、自宅で読むものに、不自由はしていないのです。
中年女性が、一番おしゃれをするのは、どんなとき?
気取ってディナーに出かけるとき? 歌舞伎を見に行くとき?
いいえ、違います。 それは、同窓会に行くときです。
とにかく50代女性は、国内旅行に出かけることが好きです。 実際、宿泊ツアーでも日帰りツアーでも、よく出かけます。
いわば、旅のベテランです。
利用できるものは余さず利用する姿勢を、貫いています。
生涯学習とは、簡潔に言えば、 「個人の自発性に基づいて、自由なテーマと方法で行う、生涯にわたる学習のこと」。
この生涯学習を熱心に実践するのが、50代女性です。 子育てが終わり、増えた自由時間を、学ぶことに費やします。
生涯学習という言葉が定着して、すっかりおなじみになりました。いろいろな定義がされていますが、「自分の人生のために、自分でテーマを選び、好きな方法で、一生、自由に学ぶこと」と、言えそうです。
50代女性の生涯学習熱は高いですよ。時間がありますから。 テーマは、もちろん人によって違いますが、意外に多いのは、英語。
動機は、「海外旅行でもっと現地の人とおしゃべりしたい」から。
余裕ができたら何をしたいかと問うと、おおかたの女性は「旅行」と答えます。 50代になれば、余裕がありますから、実際、旅行に出かける回数も増えます。
誰と行くのでしょうか。 大きく分ければ、国内は友人と。海外は、夫と。 このパターンが多いのです。